完全母乳育児にしたい。でも、母乳のあげ方がわからない。 あげる時間は?あげる量は?あげる回数は?一体どれくらい?

完全母乳にしたい。でもその前に「授乳」そのものがよくわからない。
あげる時間は?あげる量は?あげる回数は?一体どれくらい?

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生後1ヶ月、やっと自分の授乳スタイルが定まってきたころ・・・

わたしの場合、母乳の出が悪かったのも悩みでしたが、
それと並行して「授乳」そのものが悩みでした。

授乳って慣れるまで、コツをつかむまでに時間がかかりませんか?
え・・・そんなことないですか?わたしだけ?

いや、でも授乳って本当に悩みが多いし、難しいですよ・・・
厚生労働省の母乳育児に関する統計には、
「母乳育児をしている母親の悩み」に
「授乳がうまくできない」ってきちんと項目がある位、多くのママが悩んでいるんです。
だから、授乳で悩むのは、わたしだけじゃない!(はず)

わたしが特に授乳中に悩んだのが3つ。

1. 母乳をあげる時間がわからない。
2. 母乳をあげる量がわからない。
3. 母乳をあげる回数がわからない。

 

・・・って、授乳そのものやん。

でも、こんなわたしでも、紆余曲折、試行錯誤しながら、
産後1ヶ月で完全母乳育児をすることが出来たんです。

だから、焦らずに、徐々に授乳のコツをつかんで行けばいいんです。
自分の一番納得する「授乳方法」を見つけるのが一番です。

 

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↑おっぱいを咥えさせるときの理想の口

1. 母乳をあげる時間がわからない。

わたしは、おっぱいを離して赤ちゃんが泣くのが怖かったので、
最長1時間半授乳したことがあります。
結果はご想像の通り。

見事に乳頭がぱっくり割れ、その後の授乳は地獄絵図と化しました。
授乳に1時間半もかけるのは、絶対やめましょう。
赤ちゃんも疲れるだけ、ママも乳頭が亀裂して疲れる以外、なんの意味もありません。

 

母乳が出る仕組みが分かれば、あなたが母乳をあげる時間がわかります。

赤ちゃんが乳首を咥え、吸い始めると、
ママの脳内で「オキシトシン」「プロラクチン」と言うホルモンが分泌されます。
この「オキシトシン」は乳房内にたまった母乳を排乳させる働きをし、
また「プロラクチン」は乳房内で母乳をつくらせる働きをします。
授乳をすると、このホルモンが分泌されます。

厚生労働省や小児科医の執筆本のデータに基づくと、
このホルモンが分泌される量は、授乳を始めてから20分がピークになります。

最初の数分で6割の量を一気に飲み、次の数分で3割を飲み、
最後の数分で残りの1割をゆっくり堪能するイメージ。
つまりそれ以上授乳していても、意味はありません。
それ以上の授乳は、赤ちゃんもママも疲れるだけ。

授乳は「時間」よりも「回数」を増やす方が賢明です。
(赤ちゃんも、ずっと咥えていると安心するのはわかりますが、
「あ、ずっと咥えてていいんだ~」と思ってしまい、
その結果だらだらと授乳してしまうことになります。

・・・そして1時間半も授乳し、乳頭亀裂。

もちろん、おっぱいを離すとはじめは泣きます。
でも慣れます。
そして不思議なもので、時間を短くすればするほど、
「短い時間しかないから、吸わなきゃ!」と必死になってくれます。

わたしが赤松さん(助産師歴60年のベテランおばあちゃん)に教わったのは、
(出にくいほうのおっぱいが先)左右5分ずつを1タームとして、それを2回。
つまり右のおっぱいが5分、左のおっぱいが5分、また右のおっぱいが5分、左のおっぱいが5分。
つまり合計20分前後ということになります。
(生後間もない赤ちゃんの場合、おっぱいをだけで疲れてしまうものです。
その場合は様子を見ながら授乳してあげてください)

なかなか乳首を話してくれないときは、
口の横から優しく指を入れて、そっと離すようにしてみてください。
案外すぽ!っと外れます。

 

2. 母乳をあげる量がわからない(母乳が出ているか、足りているか不安)。

一応授乳はしてるけど・・・赤ちゃん、ちゃんと母乳飲めてるのかな。
のど元は飲めてる動きをしてるけど。
あぁ、赤ちゃんの口の中が見れたら良いのに。

・・・何度思ったことか。
どれだけ赤ちゃんの口をこじ開けて、飲めてるか、母乳が出ているか確認したかったことか。

母乳をどれだけあげていいのかわからない(母乳が出ているかわからない)。
と言う場合、
赤松さんいわく、
生後3ヶ月頃までは、赤ちゃんの満腹中枢は未発達なままなので、
言ってしまうと「どれだけでも飲みたい」というところ。

だから、完全母乳育児をしたいと思ったら
「赤ちゃんが欲しいと思う都度、欲しがるだけあげる」と言うことになるんです。

母乳が出ているかどうかと言うのは、
1.赤ちゃんの体重で確認する
2.赤ちゃんのおしっこで確認する
2つの方法があります。
が、いちいちスケールで赤ちゃんの体重を図って・・・とか、しなくて大丈夫です。
(これ、本当に単なるストレスになるだけ、やるだけムダです)

1日6回、しっかりとおむつが濡れていたら大丈夫。
あなたの赤ちゃんは、きちんと母乳が飲めています。

 

3. 母乳をあげる回数がわからない。

一般的には「1日8回、4時間あけずに授乳」と言われています。
・・・一般的って誰の持論やねん。医学的根拠あるんか。
と突っ込みたくなるのですが、
よくよく調べてみると、これは母乳育児がいくぶん軌道に乗っている人に対するもの。

「母乳のあげ方がよくわからない」ママにとって、
母乳をあげる回数なんてわからなくて当然です。
むしろわからない方が良いです。
それは赤ちゃんが一番よく知っていますから。

母乳って赤ちゃんのごはんですよね。
赤ちゃんが欲しいと思うときに、欲しいと思うだけあげるのが
「母乳育児」じゃないですか。
赤ちゃんがお腹がすいたサインを出したら、
その都度授乳するのが正解です。

日本小児学会雑誌には、以下のように「赤ちゃんのお腹がすいたサイン」が記されています。

児の空腹のサイン
・おっぱいを吸うように口を動かす
・おっぱいを吸うときのような音をたてる
・手を口に持っていく
・素早く目を動かす
・クーとかハーとかいうような柔らかい音をだす
・むずがる

赤ちゃんの様子を見て、「あれ?」と思ったら、その都度授乳してあげれば良いんです。

わたしは一番多いときで、1日27回授乳していました。

 

母乳のあげ方がわからない。
それで良いんです。初めは誰だってわかりません。
だからいろいろと試行錯誤して、「母親」になっていくんです。

完全母乳育児にするのって、確かに大変です。
母乳の出が悪かったり、授乳のコツが上手くつかめなかったら、なおのこと。
(わたしのことですけど・・・)

でもその大変な経験って、子育てしていく上で財産(自信)になるんです。

多少辛いこと、悩みごとがあっても、
「大丈夫、あの時あれだけ頑張って、完全母乳育児が出来たから、
今回もなんとかなる。なんとかできる!」
って自分で自分を励ませるんです。
(これ本当。侮るなかれ完全母乳育児。)

母親の子どもを思うパワーって、やっぱりすごいですよ。
あの怒涛の痛みを乗り越えたんですから!
(どんな分娩方法であれ)

 

「完全母乳育児にしたい」と思ったら、赤ちゃんのために、
ママは無理せず、出来る範囲で工夫と継続することが必要になります。
自分の体は自分しかわかりません。

授乳方法も然りですが、
そもそもで、ママの体を「母乳がつくられやすい身体」にすることが必要です。

あなたの身体は母乳の出やすい身体でしょうか?

 

母乳の出やすい身体にするには、乳腺開通と血流改善が肝要。
完全母乳育児を目指すなら、頻回授乳と血流改善でつくられる母乳量を増やしましょう。

 

わたし、初乳すらロクに出ず、産院でも「頑張りましょう」と言われるほど、母乳が出なかったんです。

だから退院してから、本当に紆余曲折、
自分の身体を張って、とにかくいろんなことを試行錯誤して実験しました。

インターネットの母乳サイトを読み漁っては自分の身体で試し、
厚生労働省の母乳育児推進ページを読み漁っては自分の身体で試し、
図書館で母乳育児の本を読み漁っては自分の身体で試し、
なんなら海外の英字レポートまで読み漁るほど、
これでもか!と母乳育児について調べました。
(産後鬱手前で、何か情報を得ていないと、自分の価値がなくなってしまう感覚だったんです)

そんな中、確実に言えることを一つ見つけたんです。

母乳の出が悪いママでも、確実に体内で母乳は作られている。

と言うこと。
つまり、こんな初乳すらロクに出なかったわたしの体内でも、
身体自身は「母乳をつくろう」と機能していて、
更には「母乳を外に排乳しよう」とホルモンが作用しているんです。

これは出産したすべてのママに共通しています。

そして、「母乳の出が悪い」とされる問題は、

☑ 排乳される母乳の量が少ないこと(乳腺が未発達なこと)
☑ 製造される母乳の量が少ないこと(血流が悪い)

この2つが原因だと言うことも、自分の身体で実験してわかりました。
言い換えれば、この2つを改善することで、母乳の出は確実に良くなるということ。

だったら、母乳の出を良くするために、この2つの原因をなくしてしまえばいいんです。

排乳される母乳の量は、
母乳の出口を確保することから始まる

製造される母乳の量は、
ママの血流を改善させることで確保できる

血流を良くするためには、

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